― 貴社の特徴を教えてください。
畜産の仕事というと長年の経験や勘によるものが必要と思われがちですが、ファロスファームでは経験年数が短くとも、誰でも同レベルで豚の管理を考えられる仕組みが特徴だと思います。
2015年入社 F.N社員
肥育部門である西城農場配属後、4年目に豚舎管理の主任になりました。6年目に安芸高田農場に転勤し、同様に豚舎管理の主任をさせてもらっています。
畜産の仕事というと長年の経験や勘によるものが必要と思われがちですが、ファロスファームでは経験年数が短くとも、誰でも同レベルで豚の管理を考えられる仕組みが特徴だと思います。
豚の情報(餌を食べた量や水を飲んだ量、健康状態)を数値として記録し、過去のデータが蓄積されていることや、そのデータを基にして管理方法を考えているからだと思います。人の主観も大事ですが、数字で裏付けがあることで信憑性のある予測を立てることができます。
生き物なのでどうしても思い通りにいくということがありませんが、だからこそ毎日の変化や違いを発見しそれに素早く対応するということが楽しいですかね。子豚たちがあっという間に大きく元気に育っていく様を見るのは非常にやりがいを感じます。
子豚の飼い方で失敗の連続だったことですね。体調を崩すタイミングが重なってしまっていたんですが、みんなと数年かけて農場に合致した管理方法を考え出せたことは非常に記憶に残っています。これは今の自分の仕事のやり方にも大きく影響しています。
自分だけでなく周囲と協力して考えを巡らせるようになってきたとこだと思います。後輩には教えるだけでなく場合によっては逆に教わる部分もあったりするので、視点の異なる考え方も受け入れるようにしています。
比較的世代が近い人が多いので仕事終わりに事務所でワイワイやってることが多いです。私的には若いだけじゃなくスキルが高い精鋭ぞろいだと思っています。
社員同士での教育もそうですが、獣医師の先生による養豚に関する勉強会だったり、社会人としての講習など教育の場が非常に多いと思います。数だけでなく内容をしっかりとしたもので、日々の仕事に活かせるものを沢山学ばせてもらっています。
今頑張っているのは農場のメンバーとのコミュニケーションですね。人だって生き物なんですから、くじけたりめげたりすることが多々あります。そんな中でも一緒に頑張れるよう自分から働きかけていける存在になれるよう頑張りたいです。
入社する前も週休2日制だったり、様々な補助がつくなど、十分に良いと感じていましたが、入社してからもどんどん改善され、福利厚生や手当が増えてきているので、今後の会社の成長に期待が高まっています。
趣味が屋内でできることが多いので家でゆっくり過ごすことが多いです。私が住んでいる庄原市は、車さえあればいろいろなところに行けるので、思い立ってプチ旅行するときもあります。
とにかく自然が多い!春には桜が満開の公園で散歩したり、秋には三次にブドウを買いに行ったり、冬には備北丘陵公園でイルミネーションを見に行ったりなど、自然に関わる分には十分すぎる環境がそろっています。
トリビアといえるのわかりませんが、豚の鳴き声はブゥブゥだけでなく、犬みたいにボフッって鳴くんですよ。「なんか変な奴が来たぞっ!」と威嚇している鳴き声らしいです。
まったく問題ないと思います。学ぶ場はたくさんありますし、この現場でないと知りえないものや経験があります。私は元々大学で畜産について学びましたが、このときに得た知識よりも入社後に学んだ知識のほうが圧倒的に多いです。