― 貴社の特徴を教えてください。
緻密なデータ分析と組織だった動きで、常に新しい技術や考えを取り入れている会社です。
飼料ひとつとっても、いかに豚肉へ効率よく変換できるかという仕組み作りから考えます。
2005年入社 E.A社員
元々は分娩舎で、赤ちゃん豚の出産を手伝う仕事をしていました。今は名和農場に異動し、農場長として離乳舎で仔豚を飼育する現場仕事と、メンバーのマネジメントを行っています。
緻密なデータ分析と組織だった動きで、常に新しい技術や考えを取り入れている会社です。
飼料ひとつとっても、いかに豚肉へ効率よく変換できるかという仕組み作りから考えます。
たとえば豚が1キロ増体するのに、何キロの餌が必要なのかを表す単位となる飼料要求率の値も全国でトップクラス。このように数字にこだわった運営を行っているからですね。
養豚場の仕事は、色々なことを覚えないといけません。その分、技術や設備のことなど常に色々なことを学ばせてもらえます。新しいことを習得するのは何回経験しても楽しいです。
ひとつのエピソードというより毎日命と向き合わなければいけない仕事だと感じています。一回の離乳で仔豚が何頭死なずにいけるか?心に残るのは1頭でも多く命を救えた時です。
人に教える立場になったのが大きな転機になりました。誰でもできる簡単な作業であっても、何故それをしないといけないのか?ひとつひとつの背景から教えるようにしています。
いい意味でメリハリがついていますね。社内はアットホームな感じなのですが、数字や仕事の結果に対しては、みんなが常に意識。生き物を相手にしているので自然とそうなります。
私が入社した頃より、さらに教育制度が充実していて羨ましいです。新人~上級者向けなど、それぞれの段階に応じてありますし。養豚以外の事も学ばせてもらえて、感謝しています。
これからは自分よりも後輩ばかりになってきます。現場仕事だけではなく、それ以外の事も教えながら、彼ら彼女らを育成するマネジメント業務に注力していきたいと思っています。
業界的に給与や休みなどが少ないのに比べて、ファロスファームはどれもが水準以上です。というか、かなりいい方なんじゃないでしょうか。働く環境も含めて、本当に恵まれている職場です。
私の場合は立場的にも、やらなければいけないことが多く平日は忙しいので、休日は家事をこなしていることが多いです。人それぞれだと思いますけど、いい気分転換になっています。
山に囲まれた場所なので、お店や遊べる施設はあまりないですが普段の生活で困るところはありません。ここで楽しむコツは、地元に友達をつくって、みんなで遊びに行くことです。
見た目のイメージからは想像もできないかも知れませんが、豚の体脂肪率は20%程度しかないんですよね。牛が50%なのに比べると、実は豚って、全然ブタじゃないっていう(笑)
工学部出身の人もいるくらいですから、まったく関係ないですよ。それよりも大切なのは、コミュニケーション能力です。ひとりで黙々ではなく、チームで協力し合う仕事ですから。