― 貴社の特徴を教えてください。
豚への愛情だけでなく、食べて頂く方々への顧客目線も持っているところです。就職活動で同業他社もまわりましたが、この部分に、ちゃんと言及していた会社はありませんでした。
2015年入社 H.M社員
交配舎で、種付けして分娩する前までの豚を管理しています。種付けをし、妊娠鑑定をしたのち妊娠してるお母さん豚にあった環境を維持して健康状態をチェックしながら、子どもの豚が無事に生まれるまでを、お世話する仕事です。
豚への愛情だけでなく、食べて頂く方々への顧客目線も持っているところです。就職活動で同業他社もまわりましたが、この部分に、ちゃんと言及していた会社はありませんでした。
常に海外の最先端技術を取り入れて業務を効率化しながらも、安全で安心な豚肉作りのために豚を飼育する人材の育成に最も力を入れているところでしょうか。ビジネス目線と愛情のバランスがいいです。
ちょっとした不具合や、調子を崩したサインを見つけて、命を救ってあげられた時ですね。豚はとてもデリケートな動物。私が気付いてあげないと!という責任感も強くなります。
実は自分の見落としで、大切な豚の命を落とさせてしまったことがあります。それがとてもショックで悲しくて…。もう2度とこんな後悔はしたくないと思い、些細な変化にも気が付けるように上司や先輩方にどのような前兆があるのかお聞きしたり、本でも勉強したりすることで観察眼を磨き、対処できるようにしています。
私は1200頭以上の豚の世話をしています。最初は数に圧倒されたのですが、最近では健康状態だけではなく、発情が来ている豚がなんとなく見分けられるようになってきました。
まるでお父さんやお母さんみたいに慕える上司がいて、とても家庭的な職場ですね。世代もちょうど親と同じくらい。ご飯を食べる時も「もっとよくかんで」とか言われます(笑)
セミナーや勉強会、養豚に関する講座、海外で最新技術も学ばせてもらえます。入社時から勉強できる機会が非常に多くあり、特にここ最近は、そのバリエーションも充実してます。
現実的な話ですが、お母さん豚が死んでしまったり、流産してしまったら、悲しいだけではなく会社としても損失です。愛情はもちろん、ビジネス目線でも元気に分娩するまでを管理する技術とノウハウを磨きたいです。
同業他社に比べても、一般的に見ても給与水準は高いと思います。待遇面も充実していますし、そういった面で気にすることは何もないです。安心して仕事できるのは嬉しいですね。
趣味を満喫することも多いですが最近は同じ農場の後輩とよくご飯に行ったり、お互いの家に遊びに行ったりしています。農場には遠方から就職のため来た人も多く、職場以外の関係がなかなか築けない気持ちもわかるので、プライベートでも仲良くなっちゃうんですよ。
勿論、他農場の同期とご飯に行ってお仕事トークをすることもあります!
のどかな田舎ですよ。都会みたいな華やかさや便利さはないですけど、景色も空気もきれい。最高にいい環境ですし、慣れてさえくれば、こんなスローライフもいいなぁと思いますよ。
豚は一回の分娩頭数が多く、私が見た中で最高で24頭!おっぱいが9対の18個ぐらいなので、足りない場合は他のお母さん豚に里子としてお世話になることもあります。
関係ないですよ。必要な知識は講座や研修、現場で学べます。私は農業高校だったので授業で畜産に関しては学びましたが、その時の知識はもうほとんど覚えていませんでした!ただ、気力と体力は結構いりますね。