― 貴社の特徴を教えてください。
国産の豚肉を普及させるため、大きな視点で養豚業を考えているところです。肉のおいしさや品質という「ブランド」を追求する農場が多い中、ファロスファームは「日本で一番食べられる豚肉」というビジョンを掲げています。
2012年入社 H.T社員
入社後は、30,000頭以上いる子豚を成長段階や季節を考えながらエサを調整し、出荷できる状態まで管理する肥育農場にて勤務しました。現在は繁殖農場に異動し、農場長をしています。
国産の豚肉を普及させるため、大きな視点で養豚業を考えているところです。肉のおいしさや品質という「ブランド」を追求する農場が多い中、ファロスファームは「日本で一番食べられる豚肉」というビジョンを掲げています。
データを分析し、ひとつひとつの要因に対して論理的な改善策を繰り返していますし、数字ではわからない体調管理など、これまで培ってきた経験もノウハウ化しているところです。
今はマネジメント職としての難しさに直面しています。自分だけがよくてもダメで、チームとしての統一感をどうするか。それができた時にはじめて、やりがいを感じられると思います。
肥育農場で働いていた際、滅多に褒めない社長から(笑)、褒めてもらえた時です。エサ全体の量予測や成長に応じた内容の切り替え時を見極めるのは非常に難しかったのですが、そんな苦労も報われた気がします。
農場長になったことで目線が変わりました。チームを率いることで、何か問題があっても誰か一人の責任ではなく、全員のこととして改善策を考えよう!という意識になってきました。
それぞれの考え方を尊重してくれますね。基本的には緻密なデータに基づいて分析するのですが、それを踏まえたうえでどう判断するのか、経験を積ませながら考えさせてくれます。
色んな発見や興味をわかせてくれる教育制度が整っています。農場長となった今は、リーダーシップやコミュニケーションスキル研修は仕事でも非常に役立っており、有り難いですね。
チームを引っ張る存在として、まずは誰よりも勉強し分析ができるようになること。そして統一感を強めていくために、もっと積極的にコミュニケーションを取ろうと思っています。
不満に思ったことはありません。そこよりも会社の考え方に惹かれます。こんな人見たことないってくらい社長もエネルギッシュで、理想があって、それを常に追求していますから。
山が近いので冬はスノーボードによく行きますし、それ以外の時は、地元のチームでバスケを楽しんだりしています。友達を増やすために、休日も自分から積極的に動いていますね。
現在勤務している北広島農場は、市街地に出ようと思えば1時間くらいで行けます。それでいて周囲を自然に囲まれていて、あまり余計なものがありません。遊ぶにもくつろぐにもちょうどいい場所です。
豚のしっぽ。一見かわいらしいのですが、あれ当たると意外と痛いんですよね。あと、実は豚の目は赤色や緑色を認識できないらしいというのも、あまり知られていないトリビアかも知れません。
豚について学んできたとしても、現場で起こることは誰でもはじめてのことばかりです。ただ、どんな学問でも興味をもって研究し、追及してきたという経験は、必ず成長の糧になるはずです。